不登校幼馴染(♀)「……ああ、おかえりなさい。学校楽しかった?」
不登校幼馴染(♀)「……ああ、おかえりなさい。学校楽しかった?」
幼馴染「学校、疲れるよね。でも、○○の疲れはもっと健全というか、気持ちのいい疲れ方なんだろうな。」
幼馴染「私も、そういう疲れ方、してみたかったな。……ふふ、なーんてね。」
幼馴染「……うん、一応ね。学校には行かなくても、勉強ならどこでだって出来るから。」
幼馴染「それに、○○も教えてくれるし。私はそれで満足なんだ。○○さえ傍にいてくれたら、それだけで。」
幼馴染「○○には、友達はいる?……そうだよね。たまに帰りが遅くなったり、休みの日にも出かけたりしてるもんね。」
幼馴染「ええ?あははっ、そんなの筒抜けだよ。なにせ、こんなに部屋が近いんだからね。朝はいつもドタドタしてるから、私もその音で起きるんだ。」
幼馴染「ううん。むしろ私は助かっているよ。生活のリズムも崩れないし、なにより○○の存在を傍に感じられるから。」
幼馴染「……ねぇ、○○…。私には、○○しか友達はいないよ。○○にしか心を開けないし、開こうとも思えない。○○は、私にとって大切な存在なんだ。」
幼馴染「だから…………えっと……たまに、○○に、ぎゅって……してもらいたくなるんだ。人肌恋しいってやつなのかな。たまに、ね。」
幼馴染「…………えへへ……○○は、本当に優しいなあ……。んっ……。」
幼馴染「……○○……ずっと一緒に、いよう…。なんにも変わらず、ずーっとこのまんまで…。」
幼馴染「……困らせちゃった、かな。……はは、駄目だなぁ私って。いつも○○を困らせることばかりして…。」
幼馴染「……だから……そんな優しい言葉をかけられたりするから……もっと心が苦しくなるんじゃないか…。」
幼馴染「でも……この苦しみも……うん、気持ちいいな…。苦しいのに気持ちいいなんて、なんかヘンだよね。へへ。」
幼馴染「……この苦しみ……ずっと抱えていたいな…。」