ダイヤ「最愛のあなたへ」
ダイヤ「最愛のあなたへ」
1: 名無しで叶える物語 2017/12/10(日) 08:20:09.39 ID:fWoH6ZEU.net
ダイヤ「ぅ。ここは……?」
ダイヤ(清潔なベッド。腕から伸びる点滴の器具。どこかから漂う消毒液の匂い……)
ダイヤ(病院。倒れたんですのね、私。確かに今日は暑かったから、熱中症でしょうか)
ダイヤ(ナースコール……呼んだ方がいいんですのよね、これ。気は進みませんが)ポチッ
ダイヤ「……」
パタパタパタ…
看護師「失礼しまーす。あ、目が覚めたんですね。こんにちは。気分はいかがですか?」
ダイヤ「……前より好調なくらいですわ。手厚い治療を施していただいたようで、ありがとうございます」
看護師「いえいえ。親切な方が119番してくださったんですよ。それがなければ、最悪、命はなかったかも」
ダイヤ「そうですか。確かに、親切な方だったのでしょうね」
ダイヤ「私のようなホームレスに救急車を呼んで頂けるなんて」