千夜「お前を監視する」武内P「?」
千夜「お前を監視する」武内P「?」
・武内Pもの
・武内Pもの
ちとせ「ねえ、千夜ちゃん」
千夜「はい、なんでしょうかお嬢さま」
ちとせ「CPのプロデューサーさんなんだけど……」
千夜「……あの男がどうかしましたか?」
ちとせ「……ううん。何でもない♪」
千夜「……」
千夜(何でもないわけが無かった)
千夜(わずかに覗かせた物憂げな表情は、お嬢さまの透き通るような白い肌と淡い月光と相まって、絵画のように美しく――そして儚かった)
千夜(うっかり漏れてしまった言葉を否定する笑顔は、切なさで私の胸をしめつける)
千夜(ああ――お嬢さまは恋をしている)
千夜(お嬢さまの年齢を考えれば、何もおかしいことではない。ただこれまではお嬢さまに釣り合う男がいなかったに過ぎない)
千夜(しかし……あの男が釣り合うとは思えない)
千夜(お前などしょせん、アイドルのことを第一に考えて自分のことは二の次で、アイドルのためならば役員に意見もするし、アイドルを守るための企画を立案して実現した程度の気概と実力があるだけでしょう)
千夜(それに相手が同性ならばある程度まともに話せるのに、年頃の少女が相手になると弱腰になる場合が見られる。さらにぴにゃこら太のような愛ら――憎らしい容姿です)
千夜(容姿といえばあの体つきだ。お嬢さまに相応しい相手は、やはり背が高くスタイルが良い男性でしょう。あれは背が高いを通り越して巨人だ、熊だ。私のように不愛想で地味な女なら問題無いが、お嬢さまのように華やかさと儚さを万華鏡のように煌《きらめ》かせる幻想的な美女があの男と並べば、誰であってもお嬢さまを心配します。私なら問題ありませんが)
千夜(挙句の果てにお嬢さまを惑わすとは……いよいよもって見下げ果てた奴だ)
千夜(とはいえ、たとえ気まぐれであってもお嬢さまが気にかけたのは事実)
千夜(いいでしょうCPのプロデューサー。お前がお嬢さまに相応しい相手か見極めてあげます)
千夜(――この白雪千夜が!!!)
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