【艦これ】叢雲「甘えたな提督」
【艦これ】叢雲「甘えたな提督」
2: ◆7OUWtrrklk 2018/03/22(木) 17:50:00.21 ID:i93qXE2v0
カリカリとペンを走らせる音だけが司令室に響く。時刻は正午を少し回った位で、まだ昼の休憩までは時間があった。
秘書艦は吹雪型五番艦である駆逐艦叢雲。提督にとって最も古い付き合いである艦娘であり、最も信頼のおける艦娘の一人である。
秘書艦は吹雪型五番艦である駆逐艦叢雲。提督にとって最も古い付き合いである艦娘であり、最も信頼のおける艦娘の一人である。
提督「……叢雲」
叢雲「遠征の報告書ね。今確認しているところだから少し待ってて」
提督「……それと」
叢雲「重巡と軽巡の練度向上の計画書はもう提出してあるわ」
提督「……助かる」
叢雲「どういたしまして」
以心伝心、阿吽の呼吸、ツーカーの関係と言えば分りやすい。自分が考えていることを叢雲は察してくれて、自分も叢雲の考えていることはある程度分かる。
最初期からこの鎮守府を支えてきた二人だからこそできる芸当であった。