姉(♀)「お前にとって真に共にいるべきは、他の誰でもない、私なのだ。」
姉(♀)「お前にとって真に共にいるべきは、他の誰でもない、私なのだ。」
1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/05/26(土) 02:30:55.797 ID:WSDsiFQQ0.net
姉「それが何故分からん。それとも、分からんふりをしているだけか?無邪気を装って、私から逃げているつもりか?」
姉「ならばいつまでだって追いかけてやる。お前が逃げられなくなるくらいに。お前の世界の隅の壁に、お前の背がぴたりとくっつくまでに。」
姉「……私はな、お前のためを思って言っているんだ。人の一生というものは、自分で思っているほど長くはない。私は、お前の人生を考慮して言っているんだよ。」
姉「お前のこれからの50年強を、ろくでもないものにしたくない。だから私はこうしてお前の目を覚まさせてやろうと思っているんだ。」
姉「お前の宇宙において、私以上にお前を理解してやれる女は、人間は、生命体は、絶対に存在しない。お前にとって真に共にいるべきは、他の誰でもない、私なのだ。」
姉「だが……お前もまだ若い。それに、近頃になってようやく、自立をしたとお前自身が錯覚できるほどに成長した。今のお前には、根拠の無い全能感が薄くまとわりついていることだろう。」
姉「だがそれこそ、お前がまだ未熟という証。今のお前には分からない……いや、分かりたくはないのだろうが、結局お前は私がいなければなにも出来ないということを覚えておけ。」
姉「他の女にうつつを抜かし、今あるものを蔑ろにするな。ないものねだりばかりする、お前の未来に光明などない。」
姉「大人しく私を愛せ。そうすれば全てが上手くいく。お前も、私も、世界も、順調にことが進むのだ。」
姉「はじめからそういう運命だとはやく割り切れ。……後悔はさせない。お前は、私が責任を持って幸せにしてやる。」