垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」

垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県) 2012/05/16(水) 20:35:15.13 ID:1rgOThAPo
キーンコーンカーンコーン……

「それでは、今日の授業はここまでです。」

チャイムの音と共に、教師が退屈な授業の終了を告げる。
ようやく、待ちに待った放課後だ。

俺はいそいそとランドセルに荷物を詰め込み、帰宅の準備を始めた。

「こら、垣根君!貴方は今日、掃除当番でしょ!」

帰ろうとする俺に、クラスの女子が怒鳴りつけてくる。

「おおっと、こええこええ。」
だが、そんなことで怯む俺ではなかったのだ!

「悪いな!掃除当番は掃除をすることとか、そんな常識、俺には通用しねえんだ!」

「あっ、コラ、待ちなさーーーい!!!」

クラスの女子の言葉を背に受け、俺はランドセルを背負うと一目散に教室を飛び出した。

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