錬金術士(♀)「ククッ……いやぁ、久しぶりだねぇ。」
錬金術士(♀)「ククッ……いやぁ、久しぶりだねぇ。」
1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/23(土) 02:38:15.427 ID:OLBdx+660.net
錬金術士「……フフフ、おぼえてくれていたようだね。光栄だよ。……そう、本当に久しぶりだ…。」
錬金術士「おっと。まだ暴れないほうがいいよ?そんなことをしていたら……ほら、息が苦しくなってきた。」
錬金術士「もう一度自分がどこにいるのかきちんと理解したほうがいいよ。……それとも、そんなことも理解できないほど、脳が萎縮してしまったのかい?クククッ…」
錬金術士「まあいい。まさかワタシの言語くらいは理解できるだろう?だったら、そのまま大人しく聞いておくがいいよ。」
錬金術士「キミがいるここは、キミの知っている時代の13年後に位置するところだ。要するに、キミは13年ものあいだ眠りについていたというわけ。」
錬金術士「そんなに熟睡していた理由……それくらいは覚えているかな?……そう、殺されたんだよ。他でもない、このワタシによってね。」
錬金術士「当時のワタシは若かった……自分の気持ちを自制するほどの余裕がなかったんだね。だから、キミを一時の感情で殺してしまった。今では本当に後悔しているよ…。」
錬金術士「でも……仕方がなかったんだ。だって、ワタシはあんなにキミのことを愛していたのに、そんなワタシに冷たくあたるから………だから……」
錬金術士「なんで……なんでこのワタシを拒んだあッ!!何故だッ、何故だあっ!!愛してやっていたんだぞワタシは!!お前みたいなッ、有象無象であるお前をわざわざ愛してやっていたのに!!!どうしてワタシの気持ちに答えなかったああッ!!!」
錬金術士「……フ……フフ…。いけないね、久しぶりにキミと話せることに、まだ心の整理がついていないみたいだ……ごめんね……今、落ち着くから…。」