美少女「飴でも食べる?」
美少女「飴でも食べる?」
1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/11/06(火) 18:36:09.257 ID:0E2h+2bT0.net
昼休み中にふと屋上へ行ってみた。
別に深い意味はなかった。1人で黄昏れたかったのである。俺はサッカー部で比較的陽キャだったがチームのボス格に嫌われ浮いてしまった。よくある話である。
そんな感じで少しセンチメンタルな俺は屋上へ行ってみたのである。
そこには1人の女子がいた。後ろからじゃ顔も見れなかったがサラリと流れるショートカットがその子が可愛い事を予言していた。
しかしチキンボーイな俺は声をかけるなんてことはせず近くのベンチに腰掛けてぼーっとしていた。いつの間にか寝てしまった。さっきの子が俺の隣に座っている。なんでやねんと思う同時にやっぱり可愛い。当たったぜ!とも思った。オラびっくりすっぞ。
「お、起きたな。おはよう。」
「アッアッ…」答えられなかった。童貞だから仕方がないと思う。童貞なら皆そう。
「飴でも食べる?」
「な、何味?」
「スイカ味」もう秋なんだけどなんでスイカ?と思ったが貰うことにした。
「あざっす」少し話せるようになってきた。
「何かあったの?」美少女が顔を覗き込んできた。不思議な美しさを持つ目が気になった。やけに澄んでる…みたいな。
しかしなんだこの美少女は。エスパーか?エスパーなのか?まずあんた誰だ。
「別に何にも無いですよ。」
「今お前誰だよっておもったでしょ」やっぱりエスパーだった