曜「あなたがブラック・ジャック先生ですか……?」BJ「フフ……」
曜「あなたがブラック・ジャック先生ですか……?」BJ「フフ……」
1: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2019/01/22(火) 15:47:17.20 ID:PhCX/kS1
『嘘をかさねて』
丘の上に建てられた家に向かっていた。少しよれてしまった地図のしわを伸ばしながら、目の前の家と地図の端に描かれているイラストを見比べ、確信を持った私はノックをした。
この家には、ブラック・ジャック先生という医者がいる。治療費はうんと高いらしいけど……それで彼女が治るなら、私は一生かけてでも払ってみせる。また“あの頃の私たち”に戻るために。そのためならなんだってするよ。