仮面魔導師(
)「……黙れ。ボクのことを愛しているだなんて、嘘でしかないくせに。」
仮面魔導師(
)「……黙れ。ボクのことを愛しているだなんて、嘘でしかないくせに。」
仮面「本当はボクのことなんて、醜い化け物としか思ってないくせに。ボクの力を行使したいとしか、思ってないくせに。」
仮面「この仮面の下には、醜い傷が刻まれている…。……それを見てっ、ボクをこんな隅っこに追いやったのは誰だあッ!!」
仮面「それなのにっ!それなのにお前らはあッ!!都合のいいときばかりボクのことを利用しようとする!!ボクを道具としか思ってないんだよッ!!」
仮面「お、お前も…っ、そうなんだろ…!ずっと、ボクに付き従ってきたふりをして……本当はっ、ボクの持ってる財産や名声が目当てなんだ…っ、そうに違いない…。」
仮面「だったら証明してみせろおッ!!ボクに!!この仮面の下を見ても同じことが言えるかあッ!!ふ、ふざけるなよお…っ、お前もあいつらと、い、一緒のくせにぃ…っ!」
仮面「だ、抱きしめろ……ボクをこれ以上怒らせるなあ…!……はあっ……はあ…………く、くっそ…。」
仮面「……大丈夫……やっと、少し落ち着いた…。……ぐう…ッ!いつまで、ボクはこんな目に遭わなきゃいけないんだぁぁ…!」
仮面「ボクのことを、あ、あいつらが、いじめてくるんだっ…!もう、ここにはいないのに……化けて出てくる…っ、ボクに向かって、汚い笑みを浮かべて言い寄ってくるんだよお…!」
仮面「た、助けて……お前は、ボクの味方で、いてくれるんだろ…?だったら助けろよおッ!!あいつらをッ、二度とボクに近づけるなあッ!!!」
仮面「なあ…っ、頼むよおっ…!つらいんだ……ボクには、もう……耐えられないんだ…っ。キミに、こうして抱きしめられていないと……い、今にも……頭が……ぐぅッ……わ、割れそうで……!!」
仮面「……ボクのこと……助けて、くれよ…。ボクを、愛して……ボクのことを、認めて……ボクを……き、キミの……!」