【安価】高額奴隷の行く末

【安価】高額奴隷の行く末

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/06/18(火) 00:10:05.35 ID:ex6rtrNP0
……奴隷市場には三種類の奴隷と買い手がいる。

労働力、愛玩、その両方の奴隷……そしてそれぞれを求める買い手。

もっとも目玉となるのはどちらかに特化した奴隷だろう、大きな市場でも両立した上での高額奴隷は珍しい。

その中でも珍しい種族になれば耐久性も買われ値段は倍以上に跳ね上がる。

市場の最奥、顔を隠した買い手たちは目玉奴隷に注目する。

ヴェールを除かれ現れた奴隷に、皆声を漏らす。

銀色の美髪は腰まで伸び、赤い宝石のような瞳は切れ長で、白く繊細な肌は冷たさを印象付ける。

本日の目玉奴隷の一人……吸血鬼シンシアが椅子に腰掛けていた。

黒いドレスどころか、質素な椅子も、彼女を捕らう鳥籠のような檻も無骨な手枷も全てがシンシアを飾り立てていた。

シンシア「…………」

薄く笑みを浮かべると、買い手たちは興奮しそれを察した売り手は早速オークションを始める。

どんな人物が買ったか、↓

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