後輩(♀)「へぇー?あたしに隠れてこんなところで暮らしてたんですかぁ。」
後輩(♀)「へぇー?あたしに隠れてこんなところで暮らしてたんですかぁ。」
後輩「そそくさとトンズラこいた割にはずいぶんと用意のいいこと…………こりゃあ、協力した誰かがいたんですかねぇ…。」
後輩「ま、いいや!そんなことはそのうち調べるとして、ひとまずはうちに帰りましょっか。ここ最近ろくなもの食べてないでしょ?ビーフシチュー作っといたんで、それ食べましょっ♪」
後輩「んー?……なんですかーその態度?もしかして、まーだわがまま言います?帰るのイヤイヤですか?」
後輩「……んー…………いやーぁ、あのねぇ。もしかしてセンパイ、まだ分かってないのかなーぁ?センパイには、私に意見する権利なんてねえ、ないんですよお。うん。」
後輩「センパイってさーぁ、もしかしてまだ人権とかあると思ってます?とっくにないですよーそんなもの。だってあんた、商品だもん。」
後輩「あんたの親御さんが売りに出した商品を、あたしが買ったの。資本主義的な解決をしたんです。だから、先輩はもうあたしのもーの♪もうなにしてもいいんだー?」
後輩「でもね、あたしってセンパイのこと好きだから、センパイが少しでも人間っぽーく暮らさせてあげようってね?努力してるつもりですよ。これでも。」
後輩「でもなー、逃げちゃうのは流石にダメよーぉ。だってイライラするもの。ほんっと、お前何様だよって感じ?ねっ!」
後輩「そーいうわけだからさーぁ、ほーんとこれ以上あたしのこと怒らせないでくれるかなー?………………お返事はー?」
後輩「…………ん、いい子。んじゃあ帰りましょっかー。いやぁ久しぶりの我が家ですねーぇ?王の帰還、ってやつぅ?あははっ、あれこれなんの映画のタイトルでしたっけ?まあいいや。」
後輩「それにしても賢いですねえセンパイ。学習したんだなー。……さっきまだグズってたら、キレてましたよあたし。…………キレさせない程度には、頭が働きますねー♪んーよしよし♪」
後輩「そーんないい子なセンパイにはっ!ビーフシチューおかわり無料券を進呈しますっ!どぞっ!超激レアですぞー?」