シャミ子「今日も桃の家に行ってきます」
シャミ子「今日も桃の家に行ってきます」
1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/10/03(木) 00:17:53.852 ID:TQ6dmTin0.net
良子「お姉、今日も桃さんのお家にいくの?」
シャミ子「えっ、はい、そうですけど」
良子「このまえ桃さんに借りた本を返しに行きたいんだけど、一緒に着いて行ってもいい?」
シャミ子「それなら私が返しておきますよ?」
良子「いいのお姉、桃さんとこの本の話とかしたいし。一緒に行きたい」
シャミ子「へー、本の話ですか。桃は一体どんな本を……ハッ!まさか筋トレの本じゃないですよね?」
良子「やっぱりお姉はすごい!配下の考えまで把握してる!」
シャミ子「良、悪いことは言いません。その本で覚えたことは忘れるんです。でないと筋肉道に引き込まれます!」
良子「大丈夫だよお姉。筋肉はあくまでも筋肉だから。そんな道なんてない」
シャミ子「そ、そうです。筋肉はあくまで筋肉です。異常な筋肉崇拝は危険です」
良子「うん、いついかなる時でも常に身に着けていられる鎧と矛、それが筋肉。三国志もたしなむ良は感銘を受けた」
シャミ子「えっ」
良子「上に立つまぞくとしてお姉は絶対に身に纏っておく必要があると思う」
シャミ子「ちょ、ちょっと良」
良子「どうしたのお姉?」
シャミ子「その…」(ここで良の考えを否定していいのか?将来有望な妹の芽を摘み取ることになるのでは…?)
シャミ子「一冊の本で方針を決めるのは早計だと思いませんか?色々な本を読んで考えをまとめてみてはどうです?」
良子「……」
シャミ子(やっちゃっいました??)
良子「流石お姉!良の視野が狭くなっているのを見抜いて、さらにやる気を削がないように優しく諭したんだね!」キラキラ
シャミ子「……シャ、シャドウミストレスですから」ドキドキ