妹のようなもの(♀)「……ああ……兄さん…………おかえりなさい…。」

妹のようなもの(♀)「……ああ……兄さん…………おかえりなさい…。」

1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/10/17(木) 03:19:48.790 ID:1/xtejR70.net
妹「……ふふ……数時間ぶりですね…。久しぶりに見る貴方の顔は……とても…………美しくて……。」

妹「大きくて……明るくて……まるで太陽のよう…。……素敵な兄さん…………おかえりなさい……。」

妹「…………ええ……今日は、身体の具合もよいので……兄さんの帰りを、待っていたのですよ……ずっと………指折り数えて…………貴方の帰りを……ずっと…。」

妹「そうして貴方が帰ってきた…………ふふ……待っていてよかった……数えていてよかった…………そうでなくては、今頃……。」

妹「…………そうですね……兄さんがわたしを置いて、どこかへ行ってしまうなんて……そんなこと、ありませんよね………へんなわたし…。」

妹「貴方とわたしは、いつまでも一緒…………一蓮托生……半身として…………生きるも死ぬも……同じときを過ごし…………時空を超えて……わたしは…………貴方と……」

妹「…………ああ…………いけませんね…。少し、ぼーっとしてしまいました…………少し……血が、巡りすぎてしまったのでしょうか…………ふわふわと……飛んでいってしまいそうな……。」

妹「……いや…………まだ、わたしは……眠りたくない…………兄さんと……まだ、一緒に…………暖かくて、柔らかな兄さん…………接吻を……まだ……………」

妹「……………わかりました……。…………ふふ……兄さんが、そう言うのなら…………少しだけ……兄さんの、お膝を借りて……。」

妹「…………どこへも行っては、いやですよ……兄さん……。どこへも行かないで……私を、置き去りにしないで…………兄さん……わたしは……にいさんと……………にいさん、と……」

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