軍師(♀)「はあ……仕える人間が馬鹿だと苦労しますよ、まったく。」

軍師(♀)「はあ……仕える人間が馬鹿だと苦労しますよ、まったく。」

1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/03(日) 03:21:44.490 ID:vQzWOeXv0.net
軍師「ん……ああいえ、何も○○様のことを言ったわけではありませんよ。なのでお気になさらず、フフフ。」

軍師「さて、話を戻しますが…………まだ私の策をご理解いただけませんか?まだ、犠牲がどうのこうのと……甘い綺麗事を仰るおつもりで?」

軍師「仕方がないでしょう、戦争とはそういうものですよ。我々は頭、兵は駒。その関係が覆らない以上、戦って死んでもらうしかないのですよ。」

軍師「はあ?…………フフフフ、なにを仰るやら。戦争に付き合わせているのは他でもない貴方でしょう?○○様が大人しく降伏でもしていれば、貴方の言う“無駄な犠牲”も減ったのでは?」

軍師「今まで多くの将兵の命を奪っておいて、随分と虫がよろしいことで……クククッ、これでは貴方のために死んでいった者たちも単なる道化ですな。」

軍師「は、無礼?二枚舌でいつまで経っても煮え切らない大将殿の方がずっと無礼でしょう。盲目の輩は黙っていろ。犬が。…………さあ、いかがですか○○様?ご決心はつきましたかな?」

軍師「…………チッ…。」

軍師「…………これでは軍議もクソもあったものではないな、馬鹿馬鹿しい。しばらく時間を取りましょう。その間に、頭を冷やされるとよろしい。……では。」

軍師「………………ふん…………いつまでも周りの教信者どもがあのガキを殿下殿下と囃し立てるからこうなる……女の味すら知らん青二才が数万の兵を率いるなどと……なんの冗談だあッ!!」

軍師「…………あんな凡愚に任せるくらいなら、いっそ…………。」

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