近所のゴスロリお姉さん(♀)「フフフ……そう生き急ぐなよ、少年。」

近所のゴスロリお姉さん(♀)「フフフ……そう生き急ぐなよ、少年。」

1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/01/04(土) 02:58:22.035 ID:gqiMsjWC0.net
ゴス姉「人生は確かに短い。キミくらいの年齢ならば、まさに光陰矢の如し……光の速さで時間が過ぎていくものと思うことだろう。」

ゴス姉「だが、それは違う。人間には案外長い時間が与えられているものだ。これはキミよりも長い時間を生きたうえで知った年の功というやつだね。」

ゴス姉「流れる時間を乗りこなし、その速さに酔いしれるもよし。けれど、酔った頭では実に多くのものを見落とす。大切なものを、いくつもね。」

ゴス姉「だから、キミくらいの若さなら時折立ち止まることも寛容さ。今来た道を振り返り、落し物を見つけ、それを拾いにまた戻る……これもまた、若者にしか与えられない特権なのだから。」

ゴス姉「行き過ぎてしまって、落し物の存在に気づいたころには、すでにはるか遠くに豆粒のように映っているかもしれない。それから拾いに行くのでは、遅いことだってあるのさ。」

ゴス姉「だから少年、生き急ぐなよ。確かに長く用意された時間ではあるが、有限のものであることには変わりない。人生というゲームを上手くこなすには、まず時間を自らの手でコントロールすることが肝要だ。」

ゴス姉「……というわけで、これからお茶でもどうかな?キミにありがたいお説教をしているうちに、喉が乾いてしまった。これは、キミにも責任の一端があるのではないかな?」

ゴス姉「ククッ……そう考えるな。私はキミと同じ時間を過ごしたい。それだけのこと。故に私はキミを誘った。これに乗るかどうかはキミの自由さ。」

ゴス姉「少年は自由だ。時間は自由だ。キミは、時間を自由に乗りこなせるかな?フフフ…。」

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