資産家(♀)「貴方には私の身の回りの世話をしてもらうわ。」
資産家(♀)「貴方には私の身の回りの世話をしてもらうわ。」
1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/01/21(火) 03:30:06 ID:WpeFFkMy0.net
資産家「高い金を払ってやってるのだから、中途半端な仕事はしないことね。貴方の代わりなんて、いくらだっているのだから。」
資産家「私が貴方を雇ったのは単なる偶然。若い男だったら誰でもよかったのよ。そのことを肝に銘じておきなさい。分かったわね。」
資産家「それでは、出かけるから貴方も準備なさい。…………なにを言っているの。当然でしょう?貴方も一緒に来るのよ。」
資産家「言ったでしょう、身の回りの世話をさせると。貴方、さっき言った言葉すら忘れてしまうほど頭が弱いのかしら?…………はあ……違う男にすればよかったかしら。」
資産家「言っておくけれど、今から替えてやってもいいのよ。どうする?契約解消する?…………ああそう。それならちんたらしてないでさっさとその小汚い服を着替えなさい。」
資産家「今から行くのは私が筆頭株主を務める新興IT企業の役員向けのパーティよ。貴方では一生お目にかかれないほどの錚々たる面々が揃うわ。」
資産家「そんな大事な場に連れていくのだから、恥ずかしい真似だけはしないでちょうだいね。もし私に恥をかかせるようなことをしたら……即刻クビだから。」
資産家「いえ、それだけでは足りないわね。父に言って、貴方の家族を離散させてしまうことだって出来るのよ。……これで貴方の置かれている立場が、少しは理解できた?」
資産家「……ふん。お前はこの私が特別に取り立ててやったのよ。その恩を仇で返すようなことだけは、やめなさい。いいわね。」
資産家「…………貴方、男のくせにエスコートすら出来ないの?段差があるでしょう、手を取りなさいよ。このグズ。」