梓「約束 ~悲しきオスティナートの終わり~」
梓「約束 ~悲しきオスティナートの終わり~」
0006以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2011/03/04(金) 22:09:00.41ID:h7bG9swL0
「……さ……梓……」
「…………」
「……日本人形 」
「え?」
放課後の教室。
コンプレックスを刺激される単語が耳に入り、ふと顔を上げると、純が頬を膨らましてこちらを見ていた。
「もう、やっと反応したよ」
「あ、ごめん」
「梓ちゃん、どうしたの?
今日は一日中変だよ。」
「なんか悩み事でもあんの?」
純と憂が心配そうに問いかけてくれる。