紬「カンカンカンカンカンカンカンカン」
紬「カンカンカンカンカンカンカンカン」
0001以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2010/09/26(日) 21:44:50.60ID:Q1ecnhMm0
【平成23年 10月28日】
五限目の二外の講義が終わって教室を出ると、りっちゃんは早速提案した。
律「さて、金曜だし唯んちにでも行くか」
澪「昨日も行ったけどな。まぁいいけど」
りっちゃんは昨日唯ちゃんと喧嘩しちゃったから、私はちょっと心配だったけど、もう
平気みたい。
紬「私、唯ちゃんに電話するね」
私は携帯電話をバッグから取り出し、唯ちゃんに電話をかけた。
唯ちゃんはワンコール目が鳴り終わる前に出た。
唯「ムギちゃん、おはよ~」
紬「今日も大学お休み?」
唯「えへへー。ごめんごめん。今起きたー」
嘘だとすぐにわかった。
だって唯ちゃん、すぐに電話に出たじゃない。
電話がかかってくるのを待ってたか、携帯をいじってたかのどっちかでしょ?
だけど私は何も言わない。それを問い質すほど、私は意地悪じゃない。
律「ムギ、ちょっと代わってー」