純「うい…好きだよぉ…あんっ///」

純「うい…好きだよぉ…あんっ///」

0007以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2010/07/12(月) 20:54:57.38ID:KNFoSdSJ0
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純「将来、か」

 高校二年生の夏、十七歳の夏、青春最盛期の夏が緩やかに終わろうとしていた。
 
 頬を撫でる風は涼しくて、少し寒い。橙赤色の夕日は、宵の静寂を一層強調していた。

 カラスの鳴き声が、やけに大きく、閑静な住宅街に響き渡った。

 かあ、かあ、かあ、夕焼けの空から、落ちるように声が聞こえる。
 
 自分達の夕飯を示すかのように、あたりからは今夜の夕飯であろうカレーや秋刀魚の匂いがした。 
 腹の音がぐう、と鳴り、私の顔はあの空みたいに赤くなる。

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