（　ФωФ）魔王は隠居したいようです 第三話

3：魔王、猫にしばかれるってよ

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雷鳴が轟く魔王城。
玉座に腰を据えるのはあの恐ろしき魔王ロマネスク――

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　　　　　　　　o川*ﾟーﾟ)o

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ではなく、小さな背丈の幼女《戦姫》キュートでした。

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o川；*ﾟーﾟ)o「マジのマジで困ったですですぅ……魔王様ってば完全に行方を眩ましやがったですぅ……」

玉座の間は血にまみれていました。
その血の発生源は床に横たわる無数の人間であり、それらは《勇者》と呼ばれる者達でした。
キュートは血塗れになった拳を拭うと溜息を吐き、困り果てた顔で頬杖をつきました

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