ファストリ柳井氏、「年5000億円の売上高成長めざす」H&M超え
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ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は8日に開いた決算説明会で、「売上高で毎年5000億円ずつ成長していきたい。服の世界では巨大企業が1つずつ生まれる規模だ」と述べた。カジュアル衣料品店「ユニクロ」を中心とする世界展開を加速する方針を強調した。
2026年8月期の連結業績(国際会計基準)は売上高にあたる売上収益が前の期比17%増の3兆9633億円だった。売上高でスウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)を超えて、アパレル企業として世界2位となる見通し。柳井氏は「創業当時から『世界一になる』と掲げていた。絶対そうなると決めて、そのための計画を立て行動し、自らを変えてきた」と述べた。
柳井氏はユニクロについて「世界中で受け入れられるポテンシャルがある。欧米で支持が広がりグローバルとして認知され始めた」と自信をみせた。特に中間層が多い東南アジア・インド・豪州地域を次の成長領域として指摘した。
「日本ブランドだからではなく、グローバルブランドだから買うようになっている。東南アジア各国で1000億円規模の売上高を実現していきたい」とした。「(長期目標で掲げていた)売上高10兆円の実現も視野に入るところまで来ている」とした。
秋冬新製品で商品を大規模刷新するなど構造改革を進めているジーユー(GU)について、中期的には売上高で1兆円をめざす方針を改めて示した。課題については「商品はそろっているがスタイリングがはっきりしない。ブランドについて情報発信が足りなかった」と述べた。
海外が好調な一方で、国内ユニクロ事業は6〜8月は天候不順が続いた影響で国内既存店の客数がいずれも前年同月を下回った。気候変動に対して「災害や天候変化に対応できるように、消費者に驚きを与えるものや欲しいと思ったものが確実にあるような品揃えをしていく」と話した。







