孫正義が70歳目前で巻き込まれた人生最大の一点張り…10兆円に膨れ上がったAI投資が直面する巨大リスクとは
孫正義が70歳目前で巻き込まれた人生最大の一点張り…10兆円に膨れ上がったAI投資が直面する巨大リスクとは
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孫正義という経営者を語るとき、私はいつも明暗が分かれた2枚のカードを思い浮かべます。
1枚は中国テック企業・アリババ。2000年に投じた約20億円(諸説あり)が、ピーク時に十数兆円の含み益に化けた、人類の投資史でも屈指のホームランと謳われる「幸運の一撃」。その後始まる中国の急成長を見抜いたこの一撃が、その後のあらゆる大勝負を可能にする「原資」と「胆力」を孫さんに与えたと言えるでしょう。
もう1枚はWeWork。華やかな青写真が崩れ、巨額の減損を刻んだ「不運の一撃」。コーワキングスペースを運営するこのNY発のベンチャー企業に孫さんは2兆円近い資金を投入しましたが、そのほぼすべてが消滅。ソフトバンク・ビジョン・ファンド史上最大の失敗と言われ、孫さんも「私の人生の汚点」、「僕の責任」と失敗を認めていますが、同時に「反省はするが萎縮はしない」とも発言して強い印象を残しました。
この2枚のカードの振れ幅こそが孫正義の本質であり、彼は「勝負師」という言葉が世界で最も似合う経営者だと考えられる所以であります。





