宗教家(♀)「ウフフ……夜分遅くに失礼しますねぇ。」
宗教家(♀)「ウフフ……夜分遅くに失礼しますねぇ。」
0001以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
2018/04/15(日) 21:52:48.466ID:i0dRyQva0
宗教家「おーっとそんなに急に扉を閉めないでくださいよぉ。ちょーっとお話させてくださいよぉ……ねぇ?フフフ…。」
宗教家「突然ですが……アナタは、“神”を信じていますかぁ?たとえばイエスのほざく戯れ言を信じているとか……あるいは、テロばかり起こす血なまぐさい連中の一味であるとか…。」
宗教家「もしくは……この世の有象無象は多くの神によって引き起こされるなどというおとぎ話に心酔しているだなんて……そぉんな馬鹿なことは、ございませんかぁ…?」
宗教家「……クフフフッ、結構結構…。それでいいのですよぉ。そう、この世界には神などというものは存在しません。多くの人間のいう神という存在は、妄想が創り出した幻想です……♪」
宗教家「なぜなら…………神はこれから生まれるのですから…!知的生命体が生まれて何億の月日が経った今、ようやくこの世に唯一にして絶対の神が生まれるのですよぉ……クククゥゥッッ…♪」
宗教家「ですから扉を閉めないでくださいってぇ。まだお話の途中でしょう?不敬極まりますよぉ?……神に対して、無礼をはたらくのはおよしなさい…。」
宗教家「……そうッ…♪その神というのは、今まさにアナタの目の前にいる、このワタシ…!ワタシこそが、唯一にして絶対の神であり、宇宙の外側までをも含めたこの世界を統治する、神なのですよぉ……♪」
宗教家「神は、神はねぇっ、アナタをっ、アナタをまっさきに見初めました…!アナタが、アナタこそが神を崇めるに相応しい人間であるとっ、判断したのですよおっ!!」
宗教家「神には分かります……アナタには、ご自身でも気づいていないであろう神性がおありです…。その光は、この神のためだけに使うべき力であると神は理解しっ、そしてアナタを支配し庇護するべきであると神は判断しましたぁぁぁっっ…♡」
宗教家「さあ……はやくお目覚めなさい。そして、気づくのです…。アナタを救う存在は、神以外にはいないということを……。そして、神を敬い、愛し、崇拝することで、アナタはこの世であの世で来世までッ!!……幸福であり続けられるということを……♪」
宗教家「……では、はやく荷をまとめなさい…。このようなかび臭い部屋は、アナタには相応しくない…。神の導きのまま、新たな道へと歩み出すときです…!さあ……さあぁぁぁぁぁ♡♡♡」
宗教家「あっ、ちょっ……あ、開けなさい。開けなさいと言っている!神は開けろと言っているのです!よろしいのですかっ、アナタは今唯一の救いの道を自らっ…………ああっ、クソクソクソッ……!!」
宗教家「いいですかあッ!!?アナタっ、この程度では済ませませんからねえ!!明日も明後日も必ず毎日毎日ここに来てっ!!必ずアナタを連れ出しますからねぇ!!おいッ、聞いているのか……返事をしろおッ!!!おい!!!」