歳下の幼馴染(♀)「私の知らない誰かのものになるのなら、いっそのこと殺してしまってもいいですかね、お兄さん?」

歳下の幼馴染(♀)「私の知らない誰かのものになるのなら、いっそのこと殺してしまってもいいですかね、お兄さん?」

1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/04/26(木) 02:33:38.808 ID:w2UdmLeB0.net
幼馴染「ははは、やだなぁ。殺されるのはお兄さんですよ。なんで私が、知らない人間を殺さなくちゃいけないんですか。」

幼馴染「人を殺すっていうのは、その人が特別だから殺すんです。お兄さんは私にとって特別な人です。だから、私が殺すのはお兄さんだけです。」

幼馴染「だから冗談でも私が他の人を殺すなんて言わないでください。私の人生は、お兄さん以外で無駄にするほど安くはありませんから。」

幼馴染「だからですね、ええと…………ごめんなさい、なんの話をしていたんでしたっけ…。……ああ、そう、そうでした。」

幼馴染「でも、私はイヤですよ。イヤだから、認めません。お兄さんの恋人になるのは、昔っから私をおいて他にはいないって言ってるじゃありませんか。」

幼馴染「だから、もし私の言うことを聞いてくれないなら、私はお兄さんとその人の仲を全身全霊で引き裂きます。」

幼馴染「その人と関係を持ったことを心の底から後悔すればいいんです。たしかに私はお兄さんを甘やかしてしまったかもしれません。だから、少しお灸を据えなくては。」

幼馴染「もし、そうまでしてなお気持ちが変わらないっていうなら……私は、お兄さんを殺します。絶対です。」

幼馴染「私が“殺したい”って思って、実際にお兄さんが死んだら、それって私の思い通りってことですよね。」

幼馴染「お兄さんは今までの人生を、私の意志によって終えてしまうんです。それってつまり、お兄さんの人生って、結局私の思い通りだったってことですよね。」

幼馴染「だからお兄さんは私が殺します。……忘れないでくださいね。お兄さんをこの世で一番想っているのは誰なのか。」

幼馴染「そして、そのために人生を棒に振ってもいいって思っている女の子が、たしかに近くにいるっていうことを。」

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