先輩(♀)「おはようございます。まだ生きていたようで安心しましたよ。」

先輩(♀)「おはようございます。まだ生きていたようで安心しましたよ。」

1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/17(火) 03:26:55.349 ID:wTN9jZIU0.net
先輩「ええ。これで5日目ですからね。そのあいだ飲まず食わずとなれば、流石にくたばるかと思っていましたが。」

先輩「…………おや。なんだ、今日はきちんと食事を摂ったのですか。ふふふ、あれだけの大口を叩いておきながら、結局空腹には勝てませんでしたか。情けない。」

先輩「まあ、予想通りではありますが。私の施しは受けないとか、潔く死を選ぶとかなんとか言っていましたが、結局極限状態に陥った人間はなんとかして生きようとするものです。」

先輩「それがたとえ、自分の立派なプライドをかなぐり捨ててでも、ね。……かわいいですよ、○○くん。」

先輩「それで、今日の食事は美味しかったですか?ふふふ、私が作ったんですよ。やっとキミに食べてもらえて、私も嬉しいです。」

先輩「……どうですか?死ぬほど嫌いな私の手料理で、生きながらえた感想は。…………ふふ、大丈夫。何も言わなくても分かります。」

先輩「この調子でどんどん元気を取り戻していってくださいね。私としても、いつまでもキミの弱っている姿は、可哀想で見てられませんから。」

先輩「……外はだんだんと秋めいて、あたりも少しずつ涼しくなり始めましたよ。キミが外の空気に触れるのは、一体いつになるのでしょうね?」

先輩「…………一生ありませんよ、もうそんな機会はね。キミはずっとここで、私の管理下に置かれて暮らすんです。」

先輩「それがキミの幸せ…………今は理解できなくとも、いずれ分かるときが来ます。」

先輩「そのときが来るまで…………好きなだけ、足掻いてください。キミの情けない姿を見るのは、私にとってとても幸せなひと時ですから。」

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