勇者(♀)「よかったね、またボクに守ってもらえてさぁ。」

勇者(♀)「よかったね、またボクに守ってもらえてさぁ。」

2: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/11/20(水) 03:23:22.923 ID:ZR+5j2Wu0HAPPY.net
勇者「……っせぇんだよ!!感謝するときには土下座しろっつってんだろうがああッ!!」

勇者「何度言わすんだ?ああ!?何度も何度も言ってやらなきゃ分からねぇほどゴミなのかよお前ええッ!!!」

勇者「頭の位置高ぇだろうがァ!!もっとッ、こうしてえッ!頭を地面に擦り付けてお礼言うんだよ生ゴミ!!返事はあッ!!ありがとうございますはああッ!!!!」

勇者「…………ん、いいよ。頭あげて。…………ほんとさ、何度も何度も言わせないでよ。ただでさえ家畜以下の足でまとい抱えててイライラしてんのに……はぁ…っ。」

勇者「いいよねー、お前は。昔っからボクにいっつもいっつも助けてもらって……自分の力じゃなーんにもできないもんね。仕方ないか。」

勇者「この旅だって、ボクが連れ出してやったんだもんねぇ?よかったねぇ、ボクが声掛けてやらなかったらお前、あの家畜くせぇド田舎で死ぬまで一歩も外出ずに暮らすところだったんだよ?」

勇者「ボークーが、お前に世界の広さを教えてやってるワケ。ね、嬉しいよね。……嬉しいよなあッ!!」

勇者「……へー、流石に今さっき言われたことくらいはできるのか。ん、いいよ。その調子で頑張って、ボクに媚び続けろよ。」

勇者「お前のクソみたいな人生、ボクが彩ってやってるんだからな。いわばボクがお前のヒーローなわけ…………くくっ……女の子に人生救われてさぁ、情けなくなんないの?」

勇者「ま、いいよ。飽きたら殺すし。…………はあ?じゃあ死にたくないならもっとボクに尽くさないとねぇ。荷物持ちくらいには役に立てよ。あとは…………」

勇者「…………肉ダルマとして、ねえ?」

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