憂「夏の記憶」
憂「夏の記憶」
0001以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
2010/02/27(土) 22:24:35.00ID:LU8q2Tne0
『夏の記憶』
平沢唯はわたしのお姉ちゃんだ。
わたしの良き理解者であり、わたしが最も理解しているであろう人。
わたしと最も近しい人であり、それでいて最も遠い人。
この話は大学生になったわたしが、お姉ちゃんと二人で過ごした夏休みの話。
たったそれだけの話。
けれど、わたしにとっては決して忘れることはないであろう話。
とてもとても大切な一週間。
時は一ヶ月前まで遡る。