鎖使い(♀)「……ようやく捕まえたぞ。」

鎖使い(♀)「……ようやく捕まえたぞ。」

1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/12/19(Thu) 02:54:13 ID:opeR5vYU0.net
鎖使い「無理に動かない方がいい。それ以上抵抗するなら、このままお前のあらゆる関節を外す。」

鎖使い「お前にはもう逃げ道は残されていない。大人しく、諦めろ。」

鎖使い「……………。」

鎖使い「……再び、こうしてお前の肌に触れることができた…。」

鎖使い「ここまでよくも逃げ仰せたものだ。私の監視を掻い潜って、ここまで手を煩わせた努力は褒めてやる。」

鎖使い「だが……結局はこうなる。お前は、私から離れることはできないんだよ。」

鎖使い「さあ…………屋敷に戻ろう。また、私と共に暮らそう。今度は失敗しない……二度と外には出さないから。」

鎖使い「…………。」

鎖使い「…………逃避行のあいだに、随分と汚い言葉を覚えたようだな。昔のお前なら、決して私にそんな言葉は吐かなかった。」

鎖使い「やはり……毒だ、この世界は…。綺麗なもの、尊いものを……こうも簡単に穢す。」

鎖使い「だったら、私が綺麗にしてやる。…………こんなに髪も伸びて……まったく。」

鎖使い「…………お前の顔を、こうしてまた撫でることができた。……嬉しいよ。私の手の届く範囲に、お前が存在することが、こんなに嬉しいことだったなんて、思わなかった。」

鎖使い「もうこの幸せは、決して手放さない。……お前は私のものだ…………どう言い訳したところで、お前は…。」

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