果南「浦の星のファンタジー」

ﾐｰﾝﾐｰﾝ

果南「あっつ……」

曜「ほんとだよねー。何がミーンだよ生きる意味なんて無いよ」

果南「そこまでは言ってない」ﾎﾟﾝｯ

曜「っと。皆遅いねえ」

果南「私達が早過ぎた位でしょ。皆まだ着替えてるよ」

曜「学年合同体育なんてちょっとしたイベントじゃん？多分皆張り切ってるんだよ」

果南「ならとっとと来ればいいんだ」

曜「この暑さだよ？嫌でしょ」

果南「嫌だね。よっと」ｼｭｯ

＜ｶﾞｺﾝｯ

曜「ないっしゅー。スリーポイント」

果南「久しぶりだ」

曜「前は野球だったっけ？」

果南「うん。内容って先生のノリで決まるじゃん？多分そろそろNBAのドラフト始まるから張り切ってんじゃない？」

曜「マジ関係無いじゃん私ら。体育のバスケでレイカーズ育てようとしてる？」

果南「案外そんくらい崇高な使命を帯びてるんじゃない、先生」ﾎﾟﾝｯ

曜「だとしたら私らには荷が重……いっと」ﾋｭｯ

＜ｶﾞｺﾝｯ

果南「ないっしゅー」

曜「うぇーい」