長身長髪長剣士(♀)「……ボクに、なにか用かな。」

長身長髪長剣士(♀)「……ボクに、なにか用かな。」

1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/02/08(土) 03:12:06 ID:by9dC20p0.net
長剣士「キミだよね……最近、あちこちでボクのことを聞いて回っているという子は…。…………へぇ……。」

長剣士「フフ……まだずいぶん若いんだ…。てっきり、もっと…………フフフ……可愛いねぇ…。」

長剣士「ボクと会って間もないのに……そんなふうに、殺気を剥き出しにするところも、とっても素敵だよ…。」

長剣士「……うん、気に入った。これからボクたち、友達になろう。きっといい関係になれるよ……キミさえその気なら───」

長剣士「……こうして、剣を交えるのも悪くはないと思える─。…………そうか……キミは、ボクのことを殺しにきたんだね……?」

長剣士「フフ……歓迎するよ…。ボクに殺意を向ける人間はたくさんいるけれど……キミのように、“美しいの”は滅多にいないから…。」

長剣士「……そうさ……ボクは、多くの人から恨まれている…。多くの人を、斬り殺してきたからね…………きっと、キミもそうだろう…?」

長剣士「ボクに大切な人を殺されてしまったんだね……可哀想に……。大丈夫だよ……今、ボクが楽にしてあげるからね…。」

長剣士「一度徹底的に敗北すれば、きっとキミも、ボクに剣を向けることの愚かしさが分かるだろう……そうしたら、やっとボクらは友達になれるから…。」

長剣士「…………フフフフッ……ボクが、殺される…?キミに……?……ッハハハ……思わないよ。だって、ボクとキミとの間には、覆しようのない力の差がある…。」

長剣士「これは、恨みや憎悪だけでどうにかなるものではない……どうしようもないことなんだよ……残念だけれど……。」

長剣士「本当なら、友達のキミのために、殺されてあげたいところだけれど…………キミを憎しみから解放してあげることこそが、ボクにしてあげられるキミへの施しだと思うから…。」

長剣士「さあ…………おいで……。ボクが、キミを抱きしめてあげよう…………まずは……………利き腕から、かな…………。」

続きを読む

続きを見る(外部サイト)