ラスボス(♀)「あと少しで世界が死ぬというのに、キミは馬鹿に落ち着いているんだね。」

ラスボス(♀)「あと少しで世界が死ぬというのに、キミは馬鹿に落ち着いているんだね。」

1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/02/27(Thu) 03:39:52 ID:xQxUbwvm0.net
ラスボス「ここまで必死に私から世界を守るために戦ってきたんじゃないのか?だったらもう少し、取り乱す権利があると思うけど。」

ラスボス「……ふぅん、人類も哀れだな。キミのような情熱のない人間に、世界の行方を賭けていたとは。」

ラスボス「だけど…………案外そういうものかもしれないな。本気で救おうとするほど、情熱はどこかへ失せてしまうこともある。」

ラスボス「でもね、この世界は間違いなく消える。それだけは、今更どう足掻いても変わらない。殺す本人が言うのもなんだが、別れの挨拶くらいはした方がいいんじゃないかな。」

ラスボス「…………哀れだね。」

ラスボス「生まれが違えば、こんな悲しい結末の当事者にならずに済んだかもしれないのに。」

ラスボス「…………私が創る世界では、キミのような不幸な者を産まぬよう、約束するよ。」

ラスボス「さあ、終焉だ。光が包んでいく……。」

ラスボス「……また、逢えたらいいね。そのときは、友達になろう。○○。」

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