蛇妻(♀)「おかえりなさいませ。今日はずいぶんと帰りが遅いのですね。」

蛇妻(♀)「おかえりなさいませ。今日はずいぶんと帰りが遅いのですね。」

1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/19(月) 02:27:46.590 ID:6UUQBdXS0.net
蛇「いいえ、別に。特に文句などございませんよ。ただ、遅いなぁ、と。」

蛇「どこで油を売っていたかは存じませんが、あまり余所をうろちょろしない方がよろしいですよ。」

蛇「あなたは昔から余計なことばかりするから、こちらも余計な手間ばかりかかります。身の振り方をわきまえてくださいね。」

蛇「……いいえ、怒ってなどおりません。ええ、怒っていませんとも。むしろ、なぜ私が怒りを覚えなくてはいけないのでしょう。腹が立ちます。」

蛇「………ちょっと、あんまりベタベタ触らないでください。外から持ち込んだ雑菌が付着します。ああもう、まったく…。」

蛇「それに、なんだか妙な香りもします。下品な女の匂いがぷんぷんと、それはもう臭くて臭くてたまりません。」

蛇「……どーせ、女の子のたくさんいるお店にでもいたんでしょ。私には分かっているんですからね。あんまり、蛇を甘くみないでください。」

蛇「匂いにだって敏感だし、熱を感知することだって出来るんですから。……いつもより、熱のこもってる場所、ありますね。」

蛇「っ、ちょっとどこ押さえてるんですかっ。そこじゃありませんよ、はしたないっ。……顔ですよ、熱でもあるんじゃないかってくらい赤いです。」

蛇「……そんなにお酒が飲みたいなら、お家で飲めばいいでしょうに…。…………なんでもありません、なーんにも言ってません。ふんっ。」

蛇「…………はあ?今から、また飲みなおすんですか?……外でも飲んで、また家でも飲むんですか。…………一緒に?」

蛇「……そーですね。誰かさんがあんまりにも私を放っておくもんですから、私もちょっと愚痴を言いたい気分です。なんなら、あなたも一緒してもいいですよ?」

蛇「まったく、調子がいいんだから…。……言っておきますけど、知りませんからね。私が酔っ払ったらどうなるか、あなたが一番よく知ってるでしょう。」

蛇「巻きついたり、チロチロ舐めたりするだけじゃ、きっとききませんからね。締め上げて、骨も2本か3本いってしまうかもしれませんよ。」

蛇「それも、あなたの不肖が招いた結果だと諦めることです。分かりましたね。……お返事。」

蛇「……ふふっ。ほんっと、調子がいいんですから…。」

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